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平成30年1月〜3月
平成30年1月〜3月期の景気の現状と平成30年4月〜6月期の見通し

回答企業173企業(回答率100%)の調査結果

 庄内地区中小企業の景況感は、業種総合における業況判断指数・DI値(「良い」-「悪い」企業割合)▲23.2となり、前期(29年10月~12月期)調査時の業況判断指数・DI値▲12.7に比べ10.5ポイントマイナス幅が拡大し業況は厳しさが増した。前期における今期見通し▲27.5に比べ4.3ポイントマイナス幅が縮小した。前年同期(29年1月~3月期)の業況判断指数・DI値▲27.0に比べ3.8ポイントマイナス幅が縮小した。
 業種別の業況判断指数・DI値(前期比)は、製造業2.9、建設業10.0、卸売業▲33.3、小売業▲44.7、サービス業▲62.9、不動産業18.2となり、前期に比べ建設業と不動産業の業況が改善したものの、製造業・卸売業・小売業・サービス業の業況が後退した。
 来期(30年4月~6月期)の予想判断指数DI値は▲8.7であり、今期実績(▲23.2)に比べ14.5ポイントマイナス幅が縮小すると予想している。業種別の予想では、製造業5.8、建設業▲3.4、卸売業▲4.1、小売業▲21.2、サービス業▲25.9、不動産業18.2となり、建設業を除く5業種の業況が改善すると見通している。

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1. 今期(平成30年1月〜3月期)の景況

(1)売上額、収益の状況(全業種総合)・・・売上額・収益ともに悪化幅が拡大した。

売上額の前期比DI値(「増加」-「減少」企業割合)は▲27.8で、前期(▲6.3)に比べ21.5ポイントマイナス幅が拡大した。前期における今期予想(▲27.6)に比べ0.2ポイントマイナス幅が拡大した。
収益の前期比DI値は▲31.2で、前期(▲9.7)に比べ21.5ポイントマイナス幅が拡大し、今期予想(▲29.3)に比べ1.9ポイントマイナス幅が拡大した。

(2)価格の状況(全業種総合)・・・販売(請負)価格は下降に転じ、仕入(原材料)価格の上昇幅がやや縮小した。

販売価格の前期比DI値(「上昇」-「下降」企業割合)は▲1.2で前期(1.7)に比べ2.9ポイントマイナス幅が拡大した。今期予想(▲2.8)に比べ1.6ポイントマイナス幅が縮小した。仕入価格のDI値は23.8で、前期(24.1)に比べ0.3ポイントプラス幅が縮小した。今期予想(19.5)に比べ4.3ポイントプラス幅が拡大した。

(3)在庫の状況(全業種総合)・・・品薄感が改善した。

在庫の前期比DI(「過剰」‐「不足」企業割合)は▲0.7で、前期(▲4.8)に比べ4.1ポイントマイナス幅が縮小した。今期予想(▲1.4)に比べ0.7ポイントマイナス幅が縮小した。

(4)資金繰りの状況(全業種総合)・・・窮屈感がやや強まった。

資金繰りの前期比DI値(「楽」-「苦しい」企業割合)は▲19.7で、前期(▲16.7)に比べ3.0ポイントマイナス幅が拡大した。今期予想(▲19.0)に比べ0.7ポイントマイナス幅が拡大した。

(5)雇用面の動き(全業種総合)・・・残業時間が改善し、人手不足感は弱まった。

残業時間の前期比DI値(「増加」-「減少」企業割合)は、▲3.5で、前期(4.6)に比べ8.1ポイントマイナス幅が拡大し、今期予想(▲1.2)に比べ2.3ポイントマイナス幅が拡大した。人手過不足判断DI値(「過剰」-「不足」企業割合)は▲29.0で、前期(▲32.8)に比べ3.8ポイントマイナス幅が縮小した。今期予想(▲33.4)に比べ4.4ポイントマイナス幅が縮小した。

(6)設備投資の動き(全業種総合)・・・設備投資を実施した企業の割合が減少した。

設備投資状況の前期比DI値(「過剰」-「不足」企業割合)は▲14.1で、前期(▲22.1)に比べ8.0ポイントマイナス幅が縮小した。設備投資の実施内容をみると、「車両」が9.8%、「機械設備更改」が8.6%、「事務機器」が6.1%、「機械設備新・増設」が5.5%、「事業用土地・建物」が4.3%となった。設備投資を実施した企業割合は23.3%となり、前期(44.8%)に比べ21.5ポイント減少した。

(7)その他(全業種総合)・・・経営上の問題点「売上の停滞・減少」、重点経営施策では「経費を節減する」。

経営上の問題点として「売上の停滞・減少」をあげた企業が48.0%と最も多く、次いで「人手不足」が27.2%、 「同業者間の競争激化」・「利幅の縮小」が各22.0%、 「材料価格の増加」・「天候の不順」が各10.4%であった。
当面の重点経営施策では、「経費を節減する」をあげた企業が38.7%と最も多く、次いで「人材を確保する」、「販路を広げる」が各35.5%、「技術力を高める」が18.5%、「情報力を強化する」が13.3%であった。

2. 来期(平成30年4月〜6月期)の景況見通し

 全業種総合の来期(平成30年4月~6月期)の予想判断指数DI値は▲8.7で、今期(▲23.2)に比べ14.5ポイントマイナス幅が縮小し、業況は水面下ながら改善すると見通している。来期の売上額予想DI値は1.2で、今期(▲27.8)に比べ29.0ポイントプラス幅が拡大、収益予想DI値は2.9で、今期(▲31.2)に比べ34.1ポイントプラス幅が拡大し、売上・収益ともに水面下を脱すると見通している。来期の在庫判断DI値は▲2.7で、今期(▲0.7)に比べ2.0ポイントマイナス幅が拡大し、品薄感が強まると見通している。来期の資金繰り判断DI値は▲11.6で、今期(▲19.7)に比べ8.1ポイントマイナス幅が縮小し、窮屈感は和らぐと見通している。雇用面では残業時間判断DIは5.3で今期(▲3.5)に比べ8.8ポイントプラス幅が拡大、人手過不足判断DIは▲27.9で今期(▲29.0)に比べ1.1ポイントマイナス幅が縮小し、残業時間は増加し、人手不足感はやや緩和すると見通している。来期の設備投資予定の企業割合は、全業種総合では19.6%となり、今期(23.3%)に比べ3.7ポイント下降すると見通している。

 

各業種毎の詳細、その他につきましては、「第175回 中小企業の景気動向」(A4判.48P)をご覧下さい。

目次

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  1. 平成30年1月〜3月期の景気の現状と
    平成30年4月〜6月期の見通し
    ◇概況
    1. 製 造 業
    2. 建 設 業
    3. 卸 売 業
    4. 小 売 業
    5. サービス業
    6. 不動産業
    調査員のコメントから
  2. 特別調査
    「経営者の健康管理と事業の継続について」
  3. 参考資料
    1. 大型小売店の売上状況
    2. 消費者物価指数の推移
    3. 自動車の販売状況
    4. 新設住宅着工戸数
    5. 求人・求職者の動き
    6. 月間有効求人倍率の推移
    7. 企業倒産
    8. 手形交換の推移
    9. 庄内三温泉利用者数
    10. 庄内3ゴルフ場入場者数

 

 

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